
近年、ヒラメ、シーバスのルアー釣りと同様に【マゴチ】のルアー釣りが人気です。今回は、【マゴチ】をルアーで釣るための、釣り方(アクション)、季節(時期)、場所(ポイント)、時間、装備、人気おすすめのルアー【ランキング】等についてご紹介させて頂きます。
目次
【マゴチ】について
【マゴチ (真鯒)】は、カサゴ目コチ科に属する魚で、日本近海に分布するコチの中では大型の種類になります。生息地は日本海で新潟以南、太平洋側で宮城以南に居て、ヒラメと同じく、キス、メゴチ、ハゼ、イワシ、エビなどを好んで捕食するフィッシュイーターです。このためルアーで釣ることが可能です。旬は夏になります。釣れやすい時期は、5~11月になります。釣る場所(ポイント)は、主に、サーフ、漁港、河口等、ヒラメと同じエリアです。ヒラメより湾奥を好む傾向があるため広範囲で釣ることができます。キス、メゴチが生息する場所では必ずマゴチを釣ることができます。大型のマゴチは体長70cmを超えます。
味
マゴチはヒラメより美味しいと言う人も多いくらい美味しい魚です。旬は6月~8月になります。旬から外れている時期であっても身が薄くなるだけで美味しく食べられます。
場所(ポイント)
マゴチが釣る場所は、ヒラメと同様に外洋向きのサーフエリアが中心です。狙うポイント(場所)としては、砂地サーフのカケアガリ(急に深くなっている場所)や河口エリア、漁港のミオ筋等です。ヒラメと少し違う点は、マゴチはヒラメほど潮通しの良い場所に居つくことはなく、ベイトとなる小魚さえ居れば、泥砂地底の内湾の漁港エリアでも釣り上げることができます。
サーフ
離岸流
離岸流は、岸から沖へ向かう流れです。この離岸流は、ヒラメ・マゴチ釣りでは一級のポイントになります。離岸流は小型のベイトが溜まるポイントで、その小魚を捕食するためにマゴチが付きます。離岸流を攻めるときは、その流れの両端から攻めるのが効率的な方法です。
馬の背
馬の背とは海底が部分的にもりあがっている場所を言います。地形の変化があるために小魚が集まりやすく、マゴチもつきます。馬の背がある場所は海面に白波が立つため注意して波を観察するようにしてください。
ブレイクライン(かけあがり)
ブレイクラインは、急に水深が落ちる場所です。小魚はこのかけあがりに沿って移動する場合が多くマゴチも着いています。
ベイトが居る場所
ベイトの存在はマゴチを釣る上で重要な要素になります。逆に、ベイトが居ない場合は釣れる確率が極端に下がります。波打ち際にイワシ等のベイトが打ち上げられている場合は、高確率でマゴチを釣ることができます。
サーフ以外のポイント
堤防
潮通しが良い外洋に面した堤防に着いています。
河口
淡水と海水が混ざる汽水域に着いています。
タックル
マゴチを釣る場合、シーバス、ヒラメ用のルアーを使うため、シーバス、ヒラメ用のタックルを流用して使うのが一般的です。
ロッド
メインのフィールドになるサーフでは、9ftクラスだと長さが足りない場合があるため、できるだけ広範囲を探ることが可能な長めの10ft(約3m)程度ののロッドがおすすめです。
リール
リールは遠投できるスピニングリールがおすすめです。シマノでは4000番台、ダイワでは3000番台がおすすめです。ギア比は、サーフでの巻きとりスピードに対応できるハイギアがおすすめです。ハイギアのリールは、手返し良く広範囲をスピーディーに探ることができるため効率良く釣りをすることが可能です。
ライン
ラインは飛距離と強度を両立したPEラインとショックリーダーの組み合わせがおすすめです。PEラインの太さは0.8~1.5号、リーダーの太さは2~3号(8~12lb)程度、リーダーの材質は、ボトム(底)付近をトレースすることが多いマゴチ釣りでは、フロロカーボンがおすすめです。
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装備(道具)
サーフでの釣りが中心となるマゴチ釣りでは、フローティングベストとウェーダーがあると釣りがしやすくなります。
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【時期・時間・潮】
時期
マゴチは概ねヒラメと同じ時期に釣ることができます。地域的な差はあるものの、産卵期となる4~6月、冬を前にたくさんエサを食べる9~11月がベストシーズンになります。晩秋から初春はヒラメ、春から夏にかけてはマゴチ釣りのピークになります。
時間
昼間、夜(夜間)の何れも釣ることが可能です。朝マズメ、夕マズメは、他の魚同様に釣りやすい時間です。朝マズメと夕マズメは季節により、釣れやすさが異なります。夏は、朝マズメが最も水温が低く魚の活性があがります。一方で、夕マズメは、水温が高いため、比較的釣れにくくなります。一方、冬は、最も水温が高い時間が夕マズメになります。このため、ベイトの活性もあがり、マゴチも釣れやすくなります。
昼間
昼間は、リアクションで食わせる釣りが有効です。早い動きやイレギュラーな動きに反応しやすくなります。
夜(夜間)
夜は視認性が落ちる時間であるためスローな釣りが有効です。
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潮
潮が動いている時間が釣れやすい時間です。特に下げ潮の時は、波打ち際に居たベイトが、潮が引くタイミングで、深場に移動しはじめます。このベイトをマゴチが待ち受けています。潮が動いているタイミングと朝夕マズメが重なる時間は、最も釣れやすい時間と言えます。
釣り方(アクション)
マゴチとヒラメ釣りは非常に良く似ています。ルアーアクションヒラメと同じで釣ることができます。但し、マゴチはヒラメ程活発に動かないため、どちらかというとスローなイメージでルアーを動かすと良いでしょう。
一方で、着底からのバイブレーションのファーストリトリーブで水面近くで食う事もあり、食いが立っていれば活発にルアーを追いまわします。
ヒラメとマゴチの違いは目の位置です。ヒラメは上に目が付いているため、自分の真上を通るルアーに反応します。マゴチの目は前方に向いています。このため、自分の前にあるルアーに良く反応します。ヒラメの場合は、ボトムから50cm位の水深を引くのが一般的ですが、マゴチでは、ボトム(底)をズル引きする方が釣れやすくなります。ルアーは必ず底を取ってからアクションさせてください。。
- ただ巻き
- リフト&フォール
ただ巻き
底をズルズルとただ巻きします。
リフト&フォール
ロッドの先端を持ち上げ、ロッドを下げて糸ふけを巻き取ります。ロッドを上げないで、ストップ&ゴーでも釣ることが可能です。
【ルアー】の選び方
カラー(色)
ヒラメやシーバス同様に、昼間は派手なアピール系のカラー、夜は、白、チャート等の膨張色がおすすめです。その日のコンディションにより、反応の良いカラーが異なる場合があります。このため、お気に入りのルアーの色違いを揃えておくのが有効です。
サイズ
できるだけマゴチが捕食してるベイトの大きさに合わせるのが有効です。ベイトと同一サイズでは悔いが渋い場合は、サイズ変更を行うことで釣果が改善する場合があります。カラー同様、お気に入りのルアーでサイズ違いを揃えるのが良いでしょう。
ヒラメ用の【ルアー】
ミノー、メタルジグ、バイブレーション、ワームは必ず持っていたいルアーです。ミノーは、ボトム(底)でアピールさせたい時、メタルジグ、バイブレーションは遠投で広範囲を狙いたい時、食いが渋くてどうしても食わない時はワームというような使い分けがおすすめです。
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【全国(都道府県別)】ヒラメ・マゴチが【ルアー】で釣れる場所
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人気おすすめ【ランキング】
マゴチにおすすめのルアーは、ヒラメ同様、ボトム(底)付近をレンジキープできるルアーです。ヘビーシンキングミノー、バイブレーション、メタルジグ、ワームがおすすめです。飛距離がほしい場合は、バイブレーション、メタルジグが有効です。食いが渋い時は、ワームが有効です。
まとめ
いかがでしたか。近年マゴチ釣りは、ヒラメと並び人気の釣りです。是非、実釣してみてください。
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