
ヒラメをルアーで釣るポイント(場所)としてサーフは有望ポイントになります。今回は、そのサーフでヒラメを釣るための時期、ポイント(場所)選定、釣り方、人気おすすめのルアー【ランキング】等をご紹介させて頂きます。
目次
【サーフでヒラメをルアーで釣る戦略】
ヒラメ(平目)をサーフで釣る場合、闇雲にルアーを投げれば釣れるという訳ではありません。正しい知識を基に、可能性の高い方法で釣りをすることで、効率的にヒラメ(平目)を釣ることが可能になります。
- 釣行する時期を選ぶ
- ポイント(場所)を選ぶ
- 時間を考える
- ルアーセレクト
釣行する時期を選ぶ
ヒラメをサーフで釣る場合、できるだけヒラメが岸際に接岸する時期を狙うのがおすすめです。ヒラメはサーフで一年中釣ることができますが、釣れやすい時期があります。一年で良型のヒラメが釣れる時期が2回あります。
春
冬が終わり、水温が徐々に上昇しはじめると、産卵を控えた大型のヒラメが接岸します。これら産卵に関係するヒラメは、産卵の前に荒食いをします。ヒラメの餌となるベイトも接岸します。この産卵の時期とベイトが接岸する時期が一致するため、サーフからもヒラメが釣れやすい時期になります。具体的には、4月~6月頃が釣りやすい時期です。
秋
秋は夏の高水温期を過ぎ、徐々に水温が下がります。水温が下がりはじめるとベイトが接岸します。ベイトは秋になると大きくなり、これを捕食する大型のヒラメも接岸します。釣れやすい時期は、水温が下がりきる前の12月中旬まで続きます。具体的には、9月の下旬頃~12月の中旬頃が釣りやすい時期です。
ポイント(場所)を選ぶ
サーフと一言で言っても、釣りやすいポイント(場所)があります。幾つか代表的なサーフの条件を以下に記載します。
- 外洋に面したサーフ
- 砂質が粗いサーフ
- 根のあるサーフ
- 流れ込みがあるサーフ
外洋に面したサーフ
ヒラメが釣れやすいサーフは外洋に面したサーフです。例えば千葉県で言えば、内房より外房の方が釣れます。直接外洋に面しているサーフは、水質も良く水温も安定しています。このため、ヒラメの餌となるベイトも豊富でヒラメが着きやすくなります。また、外洋に面したサーフは地形変化も大きく、ヒラメが着きやすい地形になりやすい傾向があります。
根のあるサーフ
ヒラメは砂地を好みますが、砂地だけのサーフより根のあるサーフをより好みます。一般的に根の周りには小魚等のベイトも集まりやすいポイントです。沖の状況を観察しながらポイントを探してみてください。磯に繋がる砂浜等も良いポイントです。
流れ込みがあるサーフ
サーフに流れ込みがあるポイントは、ヒラメが居る可能性が高くなります。流れ込みは、豊富な酸素を供給するためベイトが集まります。また、小規模河川でも、上流からヒラメの餌となる稚アユ等が流れてくる場所でもあります。大規模河川が流れ込むサーフも同様に、多くのベイトが集まるポイントになります。従って、できるだけサーフに流れ込みがある場所探して釣行することが効率良くヒラメを釣ることが可能になります。
砂質が粗いサーフ
ヒラメはさらさらの砂地より少し荒い砂質のサーフを好む傾向があります。
時間・潮を考える
ヒラメを釣る場合、釣れやすい時間と潮回りを考えながら釣りをすることが重要です。朝マズメ、夕マズメは、どの時期も有望な時間帯です。この時間帯に潮が動く時間が重なるとさらに好条件になります。
ルアーセレクト
ヒラメは自分の頭上約50cm程度を泳ぐルアーに良く反応します。このレンジをキープすることがヒラメをルアーで釣るコツです。サーフは、遠浅のサーフ、急深のサーフに大別できます。遠浅のサーフでは、ボトムから50cmをキープするためにフローティングミノー、急深のサーフでは、シンキングミノーというように、ボトムから50cmをキープできるようなルアーセレクトが重要です。
細かいポイント(場所)選び
上記の条件でヒラメが釣れそうなサーフを見つけることができたら、実際に釣りをしながらポイント(場所)をさらに絞り込みます。ポイント(場所)の絞り方は、水面を観察すること、実際にルアーを通すことで把握することが可能。
- 地形の変化
- 流れの変化
- ストラクチャー
地形の変化
サーフの波打ち際の地形を観察することで、水中の地形を把握することができる。波打ち際の形(ショアライン)が直線的な地形より、凹凸がある波打ち際は、ヒラメが着く可能性が高くなります。地形の変化の他、沖の波の形状でも判断できます。波の形状が直線的な場合、水中の形状も変化が少なくなります。一方、波の形状が複雑な形状をしている場合、水中も複雑な形状をしているためヒラメが着きやすいポイント(場所)になります。
変化の少ないサーフでもヒラメを釣ることは可能ですが、効率良くヒラメを釣りたい場合は、先ず、変化の多いサーフに絞り釣行することがおすすめです。
流れの変化
潮が流れる方向は、左右方向、沖へ向かう流れがあります。沖に潮が流れる離岸流は、ヒラメを釣ることができる一級ポイントです。離岸流の左右の流れは離岸流に向かい左右方向に潮が流れます。左右の流れが合流する場所が離岸流になります。ルアーをトレースすることで大まかな流れを掴むことが可能です。
離岸流の見つけ方
離岸流(波の払い出し・リップカレント)を見つけられればヒラメを釣りあげる確率が上がります。離岸流とは、左右から寄せた波が沖に向かって流れている場所で、他に比べてベイトが溜まりやすく、ヒラメなどのフィッシュイーターが多く集まっている可能性が高いポイントです。これは、強い波によってボトムがえぐられたかかけあがりやヨブなどは、魚が潜むのにも適しているためです。このようなポイントでは、こういったポイントでは、引き波に砂がさらわれ小石や砂利が溜まり、周辺に比べて波が立っておらず、モワモワとしていることが多く、波打ち際を注意深く観察することで見つけることができます。サーフを見ると直線に見える波打ち際も、実際に小さい岬とワンドが連続しています。岬状に突き出ている場所は、砂が堆積して浅くなっています、一方、ワンドになっている場所は、深くなっています。これは、正面から打ち寄せられる波が岬の先端からワンドの中央部分に流れるためです。このワンドの奥は、左右の岬からの流れが合流し、波打ち際から沖への流れを生み出します。離岸流が目で見つけられない場合は、岬と岬の中央に位置するワンドの真ん中付近に離岸流が発生している場合がほとんどです。凪で波が目で確認できない場合は、地形の形をみて離岸流があるおおよその位置を予測することができます。
ストラクチャー
ストラクチャーが点在するポイントは、ストラクチャー周りの地形や流れが複雑になっているため、ヒラメが着いている可能性が高くなります。
- 根
- テトラポット
- 鳥
- ベイトが打ち上げられている場所
根
根が点在するようなポイントは、根の周りにベイトが集まるためヒラメが着いている可能性が高くなります。
テトラポット
サーフに点在するテトラポットはその周囲が複雑な流れを作り、地形も複雑になっています。このテトラポット周りにはヒラメが着いている可能性が高くなります。
鳥
鳥が居る場合はベイトが近くに居る可能性が高くなります。特に岸際近くの鳥は、打ち上げられたベイトを捕食している可能性があります。鳥の存在は、比較的遠くから確認できるため、サーフを見渡し鳥がどこに居るかを探してみるようにしてください。
ベイトが打ち上げられている場所
潮や大型の魚に追い詰められてベイトが岸に打ち上げられる時があります。このような場合は、近くにヒラメや青物等のフィッシュイーターが接岸している可能性あります。
【釣り方】と【ルアー】
サーフには遠浅と急深のサーフがある。ヒラメが釣れるポイント(場所)は、大きく分けて3ヶ所ある。具体的には、ブレイクラインの沖、ブレイクライン上、ブレイクライン手前のシャローフラットです。
水深による釣り方の違い
自分が通うポイントが遠浅か急深かを把握するようにしてください。これを見極めるだけで大きくルアーセレクト、釣り方が変わります。
- 遠浅
- 急深
遠浅
遠浅のサーフの場合、この3ヶ所での水深変化がすくないためフローティングミノーを使い、一定のスピードでリトリーブするのがおすすめです。
急深
急深のサーフは、水深の高低差が大きいため、シンキングミノー、バイブレーション、メタルジグ等で水深変回合わせてリトリーブスピードを調整し底から50cm程度をキープするようなレンジコントロールが必要です。
場所別の釣り方
- ストラクチャー周り
- 流れ込み
ストラクチャー周り
根やストラクチャーがある場合は、シンキングミノー等の重いルアーだと、根かかりが多く、バイトさせても根ズレによりラインブレイクが起きる場合があるため、フローティングミノーを使用するのがおすすめです。
流れ込み
流れ込みを狙う場合は、流芯の左右にできる流れのヨレにベイトが溜まりやすくなるためおすすめです。
サーフで釣る場合の注意点
サーフで釣る場合、釣りをする立ち位置に気をつけてください。ウェーダーを履いているとルアーの飛距離を稼ぎたいと考え、水中に立って釣りをしている人がいます。しかし、ヒラメは、波打ち際のシャローエリアで釣れる場合も多く、チャンスをおがしてしまう場合があります。海の中に立って釣りをする場合も、はじめは手前側のシャローエリアにルアーを通し、ヒラメが居ないことを確認した後に入るようにしてください。
ヒラメ用の【ルアー】
ミノー、メタルジグ、バイブレーション、ワームは必ず持っていたいルアーです。ミノーは、ボトム(底)でアピールさせたい時、メタルジグ、バイブレーションは遠投で広範囲を狙いたい時、食いが渋くてどうしても食わない時はワームというような使い分けがおすすめです。
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まとめ
いかがでしたか。今回は、サーフでヒラメを釣る場合の場所(ポイント)の選定方法、釣り方についてご紹介させて頂きました。これらの条件を考慮しポイント(場所)の選定を行ってください。これらの条件以外のサーフでもヒラメを釣ることはできますが、ポイント(場所)が絞り難く効率が低下します。
思い切って、上記条件に当てはまるようなサーフだけをランガンする方が効率があがります。Googleマップ等を使い、予めポイント(場所)を大まかに絞り込み、実際に現地に出向いて詳細なポイント(場所)を絞り込んでみてください。今まで以上にヒラメを釣ることができるようになると思います。
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