
今回はヘッドホンを選定する時に視聴する場合があると思います、そんなときに何に気を付ければいいか分からないという方いるのではないでしょうか!?そこで今回は、その視聴の際の注意点について解説させて頂きます。
音源は正規品のCDがおすすめ
視聴コーナーでは、音源のCDを持ち込んで試聴できる場合があります。この際、持ち込む音源には注意しましょう。持ち込む音源は正規品のCDにしてください。CD-EXTRA等のデータ領域があるものも避けてください。また、CD-R等にコピーしたものも避けてください。これらのディスクを使用すると正常に再生できない場合があります。また、再生機器を痛める可能性があります。
CDは正規品であれば問題ありませんが、自分が普段良く聴くものが良いいでしょう。ヘッドホンによって差が出やすい曲や、違いを探しやすい曲が分かっているなら、違いが分かってるCDを選ぶのも1つの方法です。
再生機器とアンプについて
音質はヘッドホンだけで決まるのではありません。再生機器やアンプによっても当然変わります。再生機器やアンプを選べる店舗では、自分が普段使用しているものか、音の傾向が分かっているものを使用した方が性格に評価できます。
再生機器やアンプを選べない店舗では、アンプは見える場所に置いている店舗が多いので、できればアンプによる音の違いは評価してみてください。通常、複数のヘッドホンが同じアンプにつながれている場合が多いので、できれば自分が音を把握しているヘッドホンと比較した方が適切な評価が可能です。
[more2]
周囲の環境について
ヘッドホンは外界の雑音によって影響を受けます。一番の問題は音が聴き取りづらくなることで、残響音の響き方やホワイトノイズの量などは特に判断が難しくなります。
密閉型の場合、遮音性がある程度高いため、多少の雑音はあまり問題になりませんが、それでも無視することはできません。
開放型の場合には、遮音性はほとんどないものが多いので、非常に大きな影響を受けます。よほど静かな環境で試聴できる店舗でなければ、評開放型の試聴はあまり意味がない場合が多いです。
聴こえ方について
人の耳は、同じ人であってもいつも同じように聴こえる訳ではありません。
人間は大きな音を長時間聴いた後と、静かな環境で長時間過ごした後では、敏感に聞こえます。従って、外出先である店舗では、自宅で音楽を聴くときよりも鈍感になっているのが一般的です。
また、試聴のときには、基本的にはドンシャリで音量が大きい方が良い音に聴こえる傾向があります。これらを考慮に入れ、できるだけ細部まで注意深く聴こうとする意識が大切かもしれません。
装着感について
装着感は、頭部や耳への接触部位、側圧、ヘッドバンドの圧力、イヤーパッドやヘッドバンドの材質、イヤーパッドの角度調節の有無、重量などによって決まります。
側圧もヘッドバンドの圧力も、長時間使用するほどゆるくなります。特に、ヘッドバンドを引っ掛けて展示してあるヘッドホンの場合、ヘッドバンドの圧力がゆるくなっている場合が多いため、実際に新品を買った場合には、試聴したときよりもきつく感じるのが一般的です。また、側圧もヘッドバンドの圧力もある程度ゆるくできるものもあります。このため、試聴時にきつく感じたヘッドホンは新品はさらにきつい可能性があります。また、ゆる過ぎるものはさらにゆるくなり、ずれの原因に繋がります。この様な現象を念頭において選定するのが良いでしょう。
まとめ
今回は、ヘッドホンを視聴する際に正しく評価する方法について解説させて頂きました。視聴時は、できるだけ視聴に影響する要因を排除し、公平に評価するように心がけると良いのではないかと思います。
関連記事
![]() |
これだけ見れはヘッドホンは完璧!?ヘッドホンに関する基礎知識 |