
職場でも友人同士でも、なかなか『本音が言えない』という人も多いだろう。一方テレビでもどこでも『本音』で語るのが、『本音で生きる』を刊行した堀江貴文氏だ。いつでも『本音』で語り、やりたいことを凄い勢いで成し遂げた『ホリエモン』の考え方をご紹介いたします。
目次
ホリエモンが本音で生きるために必要だと思っていること
- 『言い訳』しないこと
- 『バランス』をとろうとしないこと
- 『自意識』と『プライド』を捨てる
『言い訳』しないこと
本音で生きるために、まずやるべきことは、『言い訳をしない』ということである。僕はメルマガを含め、人から相談を受けることが多いが、せっかく答えても、
『でも○○だから、それはできないんです』
と言われることがかなりある。その『でも』が、自分を不自由にしていることに気がつかないのだろうか。例えば『お金がないからできない』という言い訳。いまや情熱とやる気があれば、お金や人を集めることは不可能じゃない。
例えば、クマムシ研究家の堀川大樹さんは、有料メルマガ、LINEスタンプなどを作って研究資金を稼ぎ、自分のやりたい研究を自由にできる環境を作り上げている。
そもそも疑問に思うのだが、『お金がないからできない』と言ってる人は、いったいいくらのお金があればできるのだろうか。お金が問題ではない人も多いように感じる。
『時間がないからできない』
という人もよくいるが、成功する人には時間があって、成功しない人には時間がない、なんてことは当然ながらない。
『時間がない』というのは、『それを始めると今やっている何かをやめなければならないが、それができない』ということなのだろう。
しかし、世の中はトレードオフだ。時間がないから、どちらかに決めなければならない。むしろ『何かをはじめるなら、何かを捨てなければいけない』ということは、当たり前のことだと知っておくことだ。
『自分には才能がないから』といって、行動しない人もいる。しかしそんな功績をあげた人でも、その人の努力によるところがないはずがない。僕だって、才能があるかそうかといったら、別にそこまですごい才能があるとは思わない。
結局『自分は凡人だから』ち言ってしまった時点で、『自分は今のままでいい』『努力したくない』と言ってるようなものだ。そもそも、才能なんて、やってみないと、自分にあるかなんてわからないのではないだろうか。それなのに、やってもいないのに『才能がない』というのは全くの勘違いだと思う。
『でも』『でも』
と言い訳を積み重ねた上に、今の自分がいる。
『でも』
という縛りを取ってあげるだけで、もっと自由に行動を起こしていけるのではないだろうか。
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バランスを取ろうとしない
『やりがいのある仕事をバリバリやりたい』が『家族サービスのためゆったりした時間もほしい』
『趣味の時間は今より減らしたくない』が『もっと収入は欲しい』
多くの人は『バランス』を取ろうとしすぎる。でも、それはちょっとずるいと思うのだ。仕事も家庭も趣味も、なんでもかんでもいいとこどりで、バランスのとれた生活をしたいと言っておきながら、もっと時間を効率的に使いたいとか、チャレンジの多い人生を送りたいとか、人間関係で悩みたくないとか….。
それははっきり言って無理だ。本当にやりたいことがあるならバランスなんてとらないことをお勧めする。
むしろ極端でいいのだ。
やりたいことをする一方で、世間的にやるべきと思われてる義務を果たさなければと考えてします人も多いだろう。
しかし『こうでならなければならない』という思い込みから抜けられなくなってしまうと『バランス』をとることに必死になり、やりたいことも中途半端になり、体も壊してしまったりする。そんなことで中途半端な生き方をするなら、最初から『バランス』などとらないほうがいい。
『自意識』と『プライド』を捨てる
最後は、『自意識』と『プライド』だ。
みんな自意識過剰なのだ。でも他人のことなんて、実は誰も気にしてはいない。僕だって『わーホリエモンだ』とか言われて写メを撮られることもあるが、せいぜい、その人が友人と夕食を食べながら『今日ホリエモンと写メ撮ったんだ』『へえ』と話て終わり。その場のニュースネタとして消費されるだけ。
アメリカの大統領にしても、どんな有名人にしても、世間の関心など、せいぜいこの程度のものなのだ。だから『そう見られてるいるか』など、気にしても仕方ない。むしろ『プライド』をなくすほうがみんなから愛される。
年をとってくると、プライドがものすごい高い人と、全然なくなる人と二極化してくるように思う。プライドがものすごく高くなって、気難しいおじいさんや、おばあさんを想像してほしい。こわばった表情のまま、誰も話しかけてこない。『あーあ、かわいそうだな』と思ってしまう。『プライドをなくせばもっと楽になれるのに』『そんなこと気にしなきゃいいのに』と。
『世間体が悪いとみんながついてこない』
『こんな年収じゃ格好がつかない』
などと思っている人もいるかもしれない。
『大丈夫』
プライドはなくなったほうが、みんなに愛される。確実にとっきやすくなぅて人が寄ってくる。逆に『すごい自分でいなければいけない』とか『相手に嫌われたらどうしよう』と思って、プライドが高くなると、結論として、相手が自分の側に来づらくなる。あなたもそう思わないだろうか?
プライドの低いバカが一番強い。
結局、プライドの低いバカが、特をすることも多い。プライドがないから、誰にでも声をかけられるし、なんにでも挑戦できる。普通の人には『こんな有名人に声をかけたら、嫌がられるのではないか』『失敗したら…』『できないやつ』だと思われるのではないかと躊躇してしまう。要は、自分のプライドが傷つくのを恐れているのだ。
一方、プライドのない人は、恐れるものはないから、どんどん他人に声をかけ、そんそん朝鮮している。挑戦してみてわからなければ、迷いなく誰かに尋ねる。どちらが得をするかは明白だろう。
中途半端に小利口な人は、グダグダ、グダグダ考えてるだけで、何もできない。結局『考える』ことができるほど利口じゃないけど、プライドはない人が、得をしているのだ。
まとめ
『言い訳』しないこと
『バランス』をとろうとしないこと
『自意識』と『プライド』を捨てる
と3つ紹介したが、まずはじめるなら『言い訳しない』がいいだろう。
言い訳をやめると、本当にすっきりする。すぐに動けるようになる。これだけでも、今からやって欲しい。
感想
ホリエモンみたいに人生を極めてる人は芯が通っている気がした。