ヘッドホンのスペック(仕様)は何で判断すればいい!?【装着方式・駆動方式・構造・周波数帯域・音圧感度・インピーダンスって!?】ヘッドホンの性能まとめ

ヘッドフォン

ヘッドフォンを購入したいけど、何を基準に選定していいか分からないという人も多いのではないでしょうかスペック(仕様)も各社(メーカ)異なる表記だし…そこで今回はヘッドフォンをどの様に選定すればいいか、そんな数値を見ればいいか等について解説させて頂きます。



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これだけ見ればヘッドホン選定はできる!

ヘッドホン選定では、最低でも以下の記載の項目について評価を行いましょう。


  • 装着方式
  • 駆動方式
  • 構造
  • 周波数帯域
  • 音圧感度
  • インピーダンス




装着方式

ヘッドホンと言うと、頭から掛けるタイプのものを想像する人も多いのではないでしょうか!?実は、ヘッドホンというと広義ではイヤホンも含みます。ヘッドホン装着方式には以下の様な種類があります。代表的なものをご紹介刺せて頂きます。


  • オーバーヘッド型
  • 耳かけ型
  • ネックバンド型
  • インナーイヤー型
  • カナル型


オーバーヘッド型

ヘッドバンドを頭にかぶるような形で装着するタイプです。イヤーパッドが耳を覆うサイズであるかどうかで、耳覆い型と耳のせ型と言う分類がされる場合があります。


耳かけ型

メガネのように耳にかけて装着するタイプです。オーバーヘッド型ヘッドフォンに対し、耳にかけないため頭への負担は軽減されます。その一方で、耳への負担が多くなるのが一般的です。基本的には、オーバーヘッド型より小型・軽量になります。別名クリップ型やバンドレス型とも呼ばれています。


ネックバンド型

ヘッドバンドが頭頂部ではなく後頭部にまわっている形状のヘッドフォンです。。耳の上と後頭部で固定する形になります。耳かけ型と同様、オーバーヘッド型に対し、小型・軽量です。別名リアアーム型やバックアーム型とも呼ばれています。


インナーイヤー型

イヤホンがこのタイプになります。ポータブルプレーヤー等に付属してくるのはこのタイプが多いです。一般的には携帯性が良好であるものの、音質はそれほど良くないのが特徴です。


カナル型

インナーイヤー型の中でも特に耳栓のように耳の穴に押し込むように装着するタイプを言います。




駆動方式


駆動方式は大きく分けて2種類の方式に分かれます。音質的には、大雑把に言うと、ダイナミック型の方が音に厚みと迫力があり、コンデンサー型の方が繊細というイメージになります。


  • ダイナミック型
  • コンデンサー型


ダイナミック型

現在、世の中のほとんどのヘッドホンはダイナミック型です。細かい作動原理は省きますが、ダイナミック型は普通のヘッドホン端子に接続して使用するタイプの物です。


コンデンサー型

コンデンサー型は世界的に見てもSTAXというメーカしか生産していません。コンデンサー型は専用のアンプが必要でヘッドホン端子に直接接続できないという特徴があります。




構造


いくつか代表的な構造につい解説いたします。実際にはこれ以外にも構造が違うヘッドホンが存在します。

音質の観点では、密閉型の方が厚みのある低音が出る代わりに独特のこもり感があり、逆に開放型のほうが低音の伸びが良く自然な音が出ます。ただしこれはあくまでも構造から見た一般論です。周波数特性によっても大幅に変わってくるので、密閉型か開放型かだけでは音質は判断できません。

また、遮音性と音漏れ防止に関しては密閉型の方が良好です。しかし、イヤーパッドが布製だったり、ハウジングに孔が開いている場合、密閉型と比べると遮音性と音漏れ防止は悪くなります。


  • 密閉型
  • 開放型
  • フルオープン
  • 半開放型


密閉型

音を発する振動板と耳の間の空間が閉じられている構造を密閉型といいます。また、振動板の背面も閉じられています。音が漏れないようにするためイヤーパッドは皮製などの商品が一般的です。


開放型

音を発する振動板と耳の間の空間が閉じられていない構造のものをいいます。には振動板の背面も閉じられていません。また、音が通るようにイヤーパッドは布製のものが一般的です。


フルオープン

開放型で、ハウジングとイヤーパッドがないもの、あるいはイヤーパッドがあってもハウジングがないものを指します。


半開放型

密閉型でありながらハウジングに孔が開いているもの、あるいは開放型でありながら振動板のいずれかの側面が遮断されているものを指します。



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周波数帯域

周波数帯域とは、そのヘッドホンが何Hzから何Hzまでの音を再生できるかという範囲を示したものです。測定方法は、メーカーによって異なっていたり、測定方法を変更したという理由で商品のスペックを変更するメーカーすら存在します。

従って、メーカーの異なるヘッドホン同士の周波数帯域を比較することはあまり意味のない事です。同一メーカーでさえも発表時期が異なってりすれば、同じ基準で測られているか分からないため、比較の意味がない場合があります。


人間の可聴周波数帯域は広い人で約20Hz~20kHz!

人間の可聴周波数帯域は広い人で約20Hz~20kHzと言われています。一方、ヘッドホンの公表スペックでは、この範囲よりも周波数帯域がはるかに広い商品が一般的です。つまり、人間が聞き取れない範囲のスペックであり、あまり意味の無いスペックであるとも言えます。


周波数帯域はメーカの仕様の区分に使われてる!?

周波数帯域は同一メーカーのヘッドホンを区別するために使われているというのが一般的な考え方の様です。下位機種は周波数帯域を狭く設定して、上位機種は広く設定されているのが一般的です。また価格もこの周波数帯域の幅に比例して高くなる場合がほとんどです。




音圧感度

音圧感度とは、1mW入力時の感度を指します。この値が大きければ大きいほど、音量が大きいということが言えます。1kHzでの値です(ただし、1mWではなく1Vでの値であったり、1kHzではなく100Hzでの値であったりとメーカーによって異なることもあります)。ほとんどのヘッドホンの音圧感度は90dB~110dBですが、ヘッドホンの音圧感度は20Hz~20kHzに限定しても周波数によって20dBくらいの幅があります。

20dBは大雑把に言うと普通の話し声と大声の違いと考えればいいと思います。実際に再生機器に接続して音を鳴らす場合には後述のインピーダンスによっても音量が変化します。つまり、音圧感度も厳密にはあまり意味が無い値と言えます。




インピーダンス

インピーダンスとは電気抵抗値を意味しています。これが大きければ大きいほど、音量が小さくなります。しかしこれも、前述の音圧感度と合わせで決まります。

簡単に説明すると、インピーダンスが半分のものでは音圧は3dB大きくなります。例えば、感度100dBインピーダンス100Ωのヘッドホンと、感度97dBインピーダンス50Ωのヘッドホンの音量は理論的には同じということになります。

実際には、音圧感度もインピーダンスも、据え置きのCDプレーヤーで使用する場合には意味がありません。感度が小さくインピーダンスが大きい、音量の取りづらいヘッドホンでも、十分な音量が取れるからです。音圧感度とインピーダンスが意味を持つのは、音量の取りづらいポータブル機器などに接続して使用する場合だけです。また、音圧感度もインピーダンスも音質にはほとんど関係ありません。細かいことを言うと、インピーダンスが大きい程、有利ですが、ヘッドホンの機種間の音質の違いと比べたらあまり影響はありません。




結論

実際にはスペックの数値比較では、音質は全く分からないというのが結論です。ヘッドホンの性能で最も重要なのは音質ですが、この音質は実際に聴いてみないとわからないというのが実情です。


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