AUSDOMのANC7というBluetoothヘッドホンを購入してみた!仕様はapt-X、ノイズキャセラで破格の1万円以下、コスパがやばすぎる!

Bluetooth(ワイヤレス)ノイズキャンセリングヘッドホンは、BOSEのQuietComfort 35 wireless headphones(3万9960円)や、ソニーのMDR-1000X(4万3070円)が有名なモデルですが、非常に価格が高く手が出しずらい。という事で、レビューを見てAmazonで人気のノイズキャンセリングヘッドホンを購入してみました。






AUSDOMってメーカ!?

AUSDOMは深センに拠点を置く中国の電子機器製造メーカーで、OEM供給も含め、ウェブカメラやヘッドフォン、イヤフォン、スピーカーを生産している会社の様です。

日本国内のオフィシャルサイト

以前に購入したAUSDOMのM04Sについては、こちらの記事をご覧ください。

コスパ最高!?おすすめのワイヤレス(Bluetooth)ヘッドホン【AUSDOM M04S】 コスパ最高!?おすすめのワイヤレス(Bluetooth)ヘッドホン【AUSDOM M04S】




ANC7のレビュー


目次

仕様について

仕様に関しては、特に有名メーカのヘッドホンと遜色ない仕様です。

・40mm径のドライバーを内蔵
・密閉型
・オーバーイヤー型
・質量250g
・内蔵のチップ:CSR8645
・aptX対応
・技適対応済み
・バッテリー:内蔵のリチウムイオン
・USBケーブルで充電可能
 →フルチャージに2時間
 →待機時間120時間
 →通話・再生時間はともに約18時間
※何れもメーカ公称値

実際にバッテリーの仕様については、使用して確認を行いましたが、概、スペック通りの商品でした。


外観・付属品

赤と黒を基調にしたシンプルな色使いで、個人的には好きなデザインです。付けてみると非常に軽く驚きました。付属品は、専用ケース、ケーブル等が同梱されています。驚いたのは、取扱説明書が日本語であり完全に日本対応仕様といった感じです。

商品の質感は、安い商品というイメージは全くなく、数万円のノイズキャンセリングヘッドホンと言っても問題ないレベルです。


機能・音質


ノイズキャンセリングについて

アクティブノイズキャンセルの性能は、当方も所有している、BOSE、ソニーのトップレンジの製品までとは行きませんが、かなりの出来であると言えると思います。その理由は、600Hz以下の雑音成分を相殺し、空調音から電車内の低い帯域のノイズを低減する効果は、スイッチオンで明確に感じ取れた事を確認したためです。

実際にAmazonのレビューでは、定量的にデータを評価した方がいらっしゃって、ノイズキャンセリング効果を測定した結果が記載されています。図のデータからも、およそ600Hz以下のノイズがキャンセルされている事がわかります。体感したノイズキャンセリング効果と一致するイメージとなっています。


音質について

音質については特に不自然な補正がかかっておらず、ローエンドからハイエンドまで、脚色の少ない仕上がりになっています。高域については、ノイズキャンセルを入れると減衰しますが、位相差や特定の帯域の飽和を感じさせないチューニングとなっています。

実際には、ノイズキャンセルを入れない方が、音としては良いのですが、遮音の必要な環境ではノイズキャンセルを入れて、中低域の明瞭度を上げたほうが気持ちよく聴けるイメージです。


Bluetooth(無線)と有線接続の違い

有線接続時とBluetooth接続時の音質にほとんど差がない感じがします。ノイズキャンセルを切って有線接続にすると、補正が切れて音質がスカスカになってしまう製品が多い中で、ANC7普通のヘッドフォンとしても問題のない仕様でした。また、Bluetooth特有の音声の遅延は、aptXコーデックが使える最新の機種らしく、ほどんどありませんでした。動画再生等にも全く問題なく使用できます。




結論

この価格帯のBluetoothノイズキャンセリングヘッドホンとしては、申し分のない(文句の付けどころが無い)商品だと思います。

実は、時を同じくして、『アスキーデジタル』が本商品について大絶賛のレビューを行っていました。てか、評価内容がかなり重複しています(笑)




まとめ

コスパとは、費用対効果の話なの、価格帯機能が良ければコスパが良いと言う事になる、有名メーカーの商品には少し足りないが、選択肢としてこの価格帯でノイズキャンセリングヘッドホンが入手できる時代になったことは感謝したい。


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