ネイルサロンって儲かるの?ビジネス的に考えてみた…

ネイルやってる女性って多いですね。そこで今回はこのネイルビジネスがどのくらい儲かるのか、実際の情報と予測からビジネス的に考えてみました。

ネイル






ネイルサロンって儲かるの?


ネイルサロンって本当に儲かるのか?私の知っている限りの知識と知り合いの女の子から聞いた情報からまとめてみました。

数値的な条件はその知り合いの女の子から聞いた情報をもとに決めました。

計算条件
・ネイル単価:20,000(円/1回)
・作業時間:2時間(1回)
・従業員の時給:1,500~2,000円(1時間)
・場所:自由が丘
・従業員数:10人
・材料費:300(円/1人)

これらの条件から『顧客1人あたりの利益』『1日の利益』『1ヵ月の利益』について計算してみました。




顧客1人の利益はどれくらい?


1人の顧客が来た場合どのくらい儲かるのか計算してみました。

粗利
顧客1人の利益(円)=顧客単価(円)-従業員の賃金(円)/時間×作業時間(時間)-材料費(円)
⇒20,000(円)-2,000(円)×2(時間)-300(円)=15,700(円)-(1)

結構いい利益がでますね。




1日にどのくらい儲かるの?


次に、お店の利益が1日にどれくらい利益がでるかを考えてみました。計算は、先ほど求めた顧客1人の利益(円)とお店の営業時間、従業員数から計算しました。

計算条件
・営業時間:10時~20時(10時間)
・従業員数:10人
一日の利益
1日の利益=顧客1人の利益(円/1人)×営業時間(時間)÷作業時間(時間)×従業員数(人)
⇒(1)×10(時間)÷2(時間)×10(人)=785,000(円)-(2)




1ヶ月の利益はどれくらい?


次にお店の利益が1ヵ月にどのくらいになるか計算してみました。計算は、先ほどもとめたお店の『1日の利益』と営業日から計算しました。

計算条件
1ヶ月の営業日:20日
1ヶ月の利益=1日の利益×営業日(日)
⇒(2)×20(日)=15,700,000(円)

1ヶ月ではかなりの金額になりますね。




経費について考えよう!


その他経費にどんなものがあるか考えてみましょう。

経費がかかる項目
・マンションの家賃
・光熱費
・従業員の交通費
・従業員の休憩
・広告宣伝費…etc

その他、細かい経費はあるとは思いますが、大きな経費としてはこんなところではないでしょうか。もう少し精度を上げるためにできるだけ各項目について明確な金額を入れて計算してみます。

目次

マンションの家賃

お店が営業している自由が丘のマンションの家賃についてネットで調べてみましたが、ネイルサロンにを運営できるマンションの価格どの程度かよく分らなかったので、マンションの家賃を50万円-(A)としました。

光熱費

光熱費については、ネットで調べた1人当たりの光熱費を単純に従業員数倍して計算しました。水道代も高熱費に含めて計算しました。

1人暮らしの光熱費
電気代:3,000~4,000(円/月)
水道代:3,000~4,000(円/月)
ガス代:2,000円(円/月)
1ヶ月間の光熱費合計
電気代+水道代+ガス代×10(人)
⇒4,000(円/月)+4,000(円/月)+2,000(円/月)×10(人)=100,000(円)-(B)

実際には、従業員は営業時間しかお店にいないため計算した金額より低くなると思いますが今回の計算ではこの数値を使用します。

従業員の交通費

従業員の交通費は、ひとり1日1,000円(平均値)として計算をしました。

1ヵ月の従業員の交通費
交通費(1日)×従業員数(人)×営業費(日)
⇒1,000(円)×10(人)×20(日)=200,000(円)-(C)

従業員の休憩

従業員の休憩を自給から計算します。休憩は2時間に1回15分と1日1回の昼休み1時間として計算します。

1日の休憩時間
昼休み:1時間
休憩:2時間に1回15(分)
 ⇒1日合計:45(分)
この計算では、はじめの2時間でお昼休みを取り、その後2時間毎に15分の休憩を取る条件にしました。
1日の休憩時間を経費に換算
合計の休憩時間を経費に換算
休憩時間(時間)×時給(円)×従業員数(人)×20(日)
⇒1.75時間×2,000(円)×10(人)×20(日)=700,000(円)-(D)

広告宣伝費

広告宣伝費は、利益の5%として最終的に経費を全て引いた利益額の5%とします。




ネイルサロンの1ヵ月あたりの純利益はどのくらいになるのか?


先ほど求めた1ヵ月あたりの利益から、経費を差し引いて純利益の計算を行います。

経費の合計
・マンションの家賃:50(万円/月)-(A)
・光熱費:10(万円/月)-(B)
・従業員の交通費(円/月):20(万円/月)-(C)
・従業員の休憩(円/月):70(万円/月)-(D)
・広告宣伝費:-

経費=(A)+(B)+(C)+(D)=150(万円/月)

ネイルサロンの純利益(1ヵ月)
⇒1ヶ月の利益-経費=15,700,000(円)-1,500,000(円)=14,200,000(円)

広告宣伝費
この純利益の5%を広告宣伝費とします。最終的な銃利益を計算します。

純利益(広告宣伝費差し引き後)=純利益-広告宣伝費
⇒14,200,000(円)-14,200,000(円)×0.05=13,490,000(円)




まとめ


大まかに計算した結果、ネイルサロンは大きな収益を上げられるビジネスであることが分りました。実際には、このネイルサロンの従業員の管理や、経理的な仕事をする従業員などの配置も必要になると思います。その従業員に月30万円の給料を支払ったとしても、十分な利益を得ることができるビジネスになると思います。

経費などは、私がおまかな数値により計算しております。実際にはこんな計算にならないという場合もあるかと思います。ご意見等あれば教えてください。