【バスフィッシング(バス釣り)でバスが良く釣れる場所】水温の変化とバスが好む場所を把握しよう!
バス釣り(バスフィッシング)をしていると、全然釣れないという状況に陥る場合があります。1年を通して、バスの数は変わりません、しかし、バスのいるエリアは温度等の環境変化に応じて変わります。この環境変化とバスが好んで付く場所を把握することで、バス釣りの釣果は大きく変わります。
そこで今回はは、季節毎にバスがどのような行動をしているか、また、どのような場所に好んで居るかについて解説させていただきます。

バスが居る(釣れる)場所の探し方
これらの3つの条件は、バス釣りとしては、絶対に押さえておかなければならない条件です。これを知っているだけで、大きく釣果を延ばすことが可能です。
- 温度
- 場所
- ストラクチャー(構造物)
温度
バスを効率良く釣る上で重要な環境の条件があります。この条件を把握し、バスが居る場所で釣りをするようにしましょう。バスが居る場所で釣りをすることで、効率良くバスを釣ることが可能になります。
バスが生存できる可能性は、3℃~38℃程度と言われています。適水温については、22℃~27℃といわれており、適水温のエリアを移動しながら回遊しています。
バス釣りをする上では、温度の変化を把握する必要があります。温度は、季節の移り変わりと共に変化します。
春
春は15℃程度になると産卵行動に入ります。この際に、冬場過ごしたディープ(深い)エリアから浅いエリア(シャロー)に移動します。バスの一大イベントである産卵行動に入ります。産卵を控えたバスは、はじめに、深場(ディープ)が隣接している浅場(シャロー)に入ってきます。
産卵時は完全に浅場(シャロー)で過ごしますが、産卵前(プリスポーン)の時は、浅場と深場を行き来します。従って、バスを釣りやすい場所は、ディープ(深場)が隣接しているシャロー(浅場)になります。
この時期は、水温が上がれば浅場に移動し、水温が下がれば深場に移動します。バスが釣れた場所で、季節の進行を把握することができます。例えば、完全に浅場で釣れた場合は、バスの中では春モード、浅場と深場の駆けあがりで釣れた場合は、まだ、バスの中では季節は冬と春の間です。浅場で釣れた場合は、春のモードになっています。
夏
その後夏を迎え、水温が上昇するとともに、水温が低い場所に移動します。具体的には、上流部の流れ込みや日陰、ディープ(深場)になります。上流部でなくとも、川が流れ込んで、水温が低い場所にはバスが居ます。この時期のポイントは温度です。出来るだけ周りと比べて低い温度になっている場所を探すことが重要です。
秋
秋になり、再度水温が低下し始めると、バスは全域に散りはじめます。この時期は、バスを探すことができれば、数を釣ることができます。一方、バスの居場所を探すことが出来ないと釣れないことも良くあります。
出来るだけ広範囲を探れるルアーで探り、バスが居る場所が分かったら、同じポイントをワーム等で攻めるようにするのがおすすめです。

秋のブラックバスの釣り方については、こちらの記事をご覧ください。
・秋(9月、10月、11月)のブラックバスはどおすれば釣れる!?パターン(釣り方)、おすすめのルアーは!?トップウォーター、ワーム!?
冬
冬はバスにとって最も活性が落ちる季節です。ほとんどのバスは、水温が安定しているディープ(深場)に落ちてじっとしてます。例外としては、暖かい水が流れ込んでいる場所や、暖かい水が湧いている湧水のエリア等に居る場合があります。

バスが好んで居る場所(ポイント)
バックウォーター(上流部)
バックウォーターは、湖の最上流部です。水温が低いバックウォーターは、夏になると水温の上昇とともにバスが移動してきます。特に初夏から夏がおすすめです。
インレット(流れ込み)
流れ込みは、一年を通して優良ポイント(場所)です。ベイトの量も多く、必ずと言って良いほどバスが付いています。
アウトレット(流れ出し)
アウトレットは流れ出している場所(ポイント)を言います。アウトレットでは、水が流れ出すため、水が動きます。このような場所にもバスが付きやすくなります。
シャロー(浅場)
シャローエリアは、バスが好んで捕食する場所です。特にディープが隣接しているようなシャローエリアは、バスが付きやすいポイント(場所)です。初夏から秋にかけて有効なポイント(場所)です。
ディープエリア(深場)
ディープエリアは、何時でも水温が安定しているためバスにとっては過ごし易いポイント(場所)になります。特に温度上昇が著しい夏場、温度低下が起きる冬場には有望なポイントになります。
ウィードエリア
ウィードエリアは、酸素量も多く、また、日陰を形成するため、夏と暑い時期等は、特に有望なポイントになります。特にウィードの切れ目、ボトム(底)、ウィードの上等はバスが付きやすいのが特徴です。
流れ込み
酸素量が多い流れ込みは、ベイトの数も多くバスにとって格好の捕食エリアです。一年を通して有効なポイント(場所)になりますが、特に水温が上昇する夏は、おすすめのポイント(場所)です。
垂直岩盤
垂直岩盤はバスが付きやすいポイントです。
オーバーハング
綺麗な水
意外と汚い所に居ると思われているバスですが、実際には綺麗な水を好みます。湖や野池でも、水質の違いを見つけることができる場合があります。湖全体が汚い水だったとすると、その湖でも比較的綺麗な水質のところにバスが居る場合がほとんどです。
特に夏は水温が上昇し水質が悪くなります。また、秋は、急激な温度変化により、ターンオーバーという現象により、水質が悪化する場合があります。こんな場合には、水質の良い場所(ポイント)を探すようにしてください。
ベイトが居る場所
ベイト(小魚・甲殻類)の存在は、バスを探す上で重要なファクターです。幾つかポイントを回り、ベイトの存在が確認できたポイント(場所)で釣りをするようにしてください。
流速の変化がある場所
湖を地図等で見てみるとわかりますが、湖も上流から下流に微小ではありますが流れがあります。この流れが変化する場所にバスが居る場合があります。水の流れは、ある一定の速さで流れていると仮定すると、湖の幅が狭くなるエリアで、その流速が上昇します。
この流速が上昇するエリアは、湖の中でも水通しが良くなり、ベイトが集まりやすくなります。このため、このようなポイントにはバスが好んで付きます。湖の幅が狭くなっている場所の岬などは、バス釣りでは一級ポイントになります。
川(河川)等では、流速が急に落ちるポイント、すなわち、川幅が急に広がるようなポイント等も狙い目になります。流速の変化に気をつけてポイント(場所)を観察してみてください。
ボトム(底)の地質
バスは、地面が硬いエリアを好みます。この地面が硬いエリアをハードボトム言います。逆に、土だけの柔らかい地質をあまり好まない傾向にあります。従って、柔らかい土から、硬い地質になるようなエリアは、バスが付いている可能性が高いエリアにになります。
駆けあがり(ブレイクライン)
駆けあがりは、急激に水深が変化するブレイクラインと呼ばれるポイントです。駆けあがりに沿ってバスが回遊するぽんとです。

バスが付くストラクチャー(構造物)
橋桁
橋桁は、橋が大きな日陰を作り、橋桁が水流を妨げる役割をするため、バスが付く一級ポイントです。橋桁の中層にバスがサスペンドしている場合が多いストラクチャー(構造物)です。
立木
立木はバスが付いている可能性が高いストラクチャーです。
レイダウン
レイダウンは、木が横たわり、その根が水中まで伸びています。その根の隙間にバスが付いている場合が多いストラクチャーです。
桟橋
桟橋は、シェードを形成しバスの居場所を提供します。桟橋の下には、バスが付いている可能性が高いストラクチャー(構造物)です。
大岩
岩はバスが好むストラクチャーです。水中に沈んでいる場合、なかなか発見するのが難しいですが、ルアーの反応で岩があることが確認できたら、バスが付いている可能性が高いポイントであるため、丹念に攻めるのがおすすめです。
アシ
アシはバスが隠れる場所を提供してくれます。アシの奥にまでバスが入り込んでいる事あります。出来るだけ、アシの奥までルアーを投げいれて探るのがおすすめです。
石積み
石積みは霞ヶ浦等で良く見るストラクチャーです。石積みの内側は風の影響も受けにくくバスが付いている場合が多いポイントです。石積みの外側も、風が吹き当てられた場合等は、ベイトもより、おすすめのポイントです。
杭
立木と同様に杭もバスが付く可能性が高いポイント(場所)です。
浮きゴミの下
浮きゴミは、日陰を形成し、バスが付きやすいポイントです。浮きゴミの切れ目等からルアーを入れ探ってみてください。
テトラポット
主に川(河川)にあるストラクチャーがテトラポットです。このテトラポットは、川の流れによる護岸の浸食を防止するためのもので、テトラポットに当たって出来た複雑な流れと、テトラポットの隙間にバスが付くスペースがあります。バスが付くポイントとしては一級ポイントです。テトラポット沿いや、テトラポットで出来た隙間等を丹念に狙ってみてください。

まとめ
いかがでしたか!?今回は、バスが居る場所について、水温、場所、ストラクチャー(構造物)に分けて解説させていただきました。是非、参考にしてみてください。
今回ご紹介したバスが居るポイント(場所)は、高確率で実際にバスが居る可能性が高いポイントです。これらのポイントが複合的になっているポイント等は特におすすめのポイントです。
例えば、流れ込みの近くにある桟橋や、ベイトがたくさんいるテトラポット等、より複合しているポイントにはバスが高確率で居る可能性があります。是非、実践してみてください。
![]() |
【釣れる】ルアーだけ集めてみました!【名作・定番・最強】はどれ!?バス・シーバス・ヒラメ・マゴチ・青物【まとめ】 |

関連記事
![]() |
【これを見ればブラックバスは釣れる!】ルアー、道具、ポイント(場所)、季節等【ブラックバスフィッシングの全て】 |

バス釣り ブログランキングへ
自由な時間とお金を手に入れよう!
もし自由な時間とお金が手に入ったらどおしますか!?好きなルアーを買って毎日釣りに行くことも可能です。ネットの力を使えば今は誰でも可能な時代です。
![]() |
毎日釣りして暮らそう!もし時間とお金が自由になったら!?先ずは【10万円プレゼント】します! |