バスがスポーニング(産卵)を行う春は、1年を通して最もバスが釣れる時期(季節)です。スポーニングは、バスの一大イベントであり、産卵のために大量の餌を捕食します。産卵に関係する個体は比較的大きいバスが多く、デカバスを狙う時期としても最適です。今回は、そのバスのスポーニング(産卵)についてご紹介させて頂きます。


スポーニング(産卵)について

スポーニングとはブラックバスの産卵を意味します。産卵前をプリスポーン(prespawn)、産卵中をミッドスポーン(Midspawn)、産卵後をポストスポーン(postspawn)、または、アフタースポーン(afterspawn)と言います。


  • プリスポーン(prespawn):産卵前
  • ミッドスポーン(Midspawn):産卵中
  • ポストスポーン(postspawn)/アフタースポーン(afterspawn):産卵後

バス釣りの動画等を見ていると、釣れたバスを見て、このバスは【プリ】、【アフター】なんて言葉を聞いたことがあると思います。これは、バスの体型を見て、産卵前の個体か、産卵後の個体かを判断しているためです。【プリスポーン】のバスは、大量に餌を食べお中には卵を持っているため、良型のバスになります。一方、【アフタースポーン】のバスは、卵を産みお腹が凹んで痩せた状態になります。


プリスポーン(prespawn):産卵前

バスの産卵前の状態やを意味しています。湖やエリアによって産卵のタイミングは異なっている場合があり、産卵前は栄養を蓄える必要があるため魚の活性が上がり荒食い状態になります。


ミッドスポーン(Midspawn):産卵中

産卵のためにネストにオスとメスが同居し産卵を行います。


ポストスポーン(postspawn)/アフタースポーン(afterspawn):産卵後

産卵を終えた後の状態で、ポストスポーニング(postspawn)または、アフタースポーニング(postspawn)と言います。スポーニング(産卵)直後の魚は、産卵で体力を使い切っているため一時的に活性が低くくなります。その後、時間が経つと次第に体力が回復し活性が上がりはじめます。


産卵場所(スポーニングベッド・ネスト)

水通しが良く光が当たる、水深1.5m以下の砂地エリア(ハードボトム)で産卵します。ハードボトム(硬い底)でスポーニング(産卵)を行う理由は、水流で巻き上がる泥等が卵にかかるのを嫌うためです。スポーニング(産卵)する場所を、スポーニングベッド、または、ネストと呼びます。


水温(気温)

水温が、15℃以上で産卵しはじめます。従って、15℃以下の温度がプリスポーン(産卵前)になります。自分が通うフィールドの水温を把握するとスポーニングの時期が分かります。水温が測れない場合は、桜の開花時期を観察するのがおすすめです。スポーニングの時期は、桜の開花時期とほぼ一致しています。

体力のある大型のバスから産卵行動しはじめると言われています。従って、スポーニングの初期は、大型の個体が釣れることが多いのが特徴です。実際に、大型のバスは、水温が15℃になる前に産卵している場合もあります。


スポーニング(産卵)の日

一般的にスポーニング(産卵)は、大潮を中心に行われると言われています。毎年GWがスポーニングのはじまりになる場合が多いです。水温であれば全国のフィールドで差があります。南の九州と東北エリアでは水温が異なります。一方、スポーニングはほぼ全国GWからはじまります。水温以外の要因として光の強さ等も起因してると推定できます。従って、GW直前、直後の大潮直前は、バスが荒食いする可能性が高くなります。


大潮とは

満月と新月のころ、潮の満ち干の差が最も大きくなる潮。


産卵するバスの大きさ

ラージマウスバスの場合、1年以上経過した体長25cm以上の魚が産卵します。一般的に、大きい個体から産卵します。スポーニングの順番は、そのエリアでのバスの序列を示しています。大型のバスから良いエリアを確保します。小バスしかいないような野池では、早い時期から小バスがネストを作っているのを見かける場合があります。


実際の産卵行動

先ず、スポーニングベッド(ネスト)にオスが入り、その後メスがベッドに入ってきて産卵します。産卵後、メスは退去し、オスが卵や稚魚を保護するためスポーニングベット(ネスト)に居付きます。稚魚が孵化するまでの時間は約1週間~10日程度です。その間、オスはほとんど餌を捕食しません。


卵の数

一匹のメスバスは約2,000~7,000個の卵をお腹に持つと言われています。平均的には約4,000個程度と言われています。一回の産卵でそのうちの数百個を産みつけ、その後また別のネストへ向かい産卵を行うそうです。一つのネストを複数の雌バスが使うこともあり、これによって一つのネストに数百から数千の卵が産み付けられるようです。


【釣り方】とおすすめの【ルアー】

スポーニングの前後で釣り方を変えることでさらに釣果を伸ばす事ができます。スポーニングのピークはGW前後大潮です。スポーン迄はかなり積極的にルアーを追いバイトします。大潮の前日やその夕方までプリのバスが良く釣れます。早めの動きにも反応が良いです。スポーニング後のアフターでは、バスの体力も低下し、餌を食べたいが吸い込む力が小さいため、ショートバイトになります。おすすめは、動きをスローにしルアーサイズを落とし、低下したバスの吸い込み力に対応する方法です。ネストエリアには産卵後のバスがうろついているため、比較的簡単に釣ることができます。


プリスポーニング(prespawn)


場所(ポイント)

プリスポーニング(prespawn)の時期は、産卵のための荒食い状態でベイトを追い回す時期です。この時期は3寒4温と言われる通り水温が安定しません。水温が下がればディープ(深場)に、水温が上がればシャロー(浅場)に移動する状態です。従って、バスがディープ(深場)とシャロー(浅場)を行き来しやすいポイントが有望ポイントになります。

具体的なポイントとしては、岬周辺等がおすすめです。岬は沖に張り出していて、ディープ(深場)とシャロー(浅場)が隣接しているためです。また、岬は、沖に張り出す形状になっているため、水通しが良いポイントが多く、バスの産卵場所としても最適である可能性が高くなります。

狙うポイントとしては、ディープとシャローの境目になるかけあがり付近がバスの釣れるポイントになります。ディープとシャローの境目にあるような立木等のストラクチャーは、バスが一時的に着きやすいポイントです。


【ルアー】

ベイトを広範囲で追いまわす様な活性が高い場合は、クランクベイトやスピナーベイトなどの巻物系で効率よく狙えます。水温が上がると表層を意識するため、ミノーのジャーク等が有効です。

活性が低い場合は、シャローのアシ際などストラクチャーを丹念にラバージグやノーシンカーワームなどでじっくり狙うのが有効です。急な気温低下などタフな状況では春でも冬のような釣りをする必要がある場合もあります。

この時期は、冬を超えた体力が回復していないため、バスが捕食する際の吸い込む力が小さい場合があります。従って、バスの目の前で止めることができるサスペンドタイプのミノーが有効な場合があります。


スポーニング(産卵)中

スポーニング(産卵)中は、産卵に集中しているバスが多いため釣るのが難しい時期です。基本的な釣り方は、ライトリグなどでスローな誘いが有効になります。バスは卵と卵、稚魚を守る習性があるため、ベッドを守るオスバスが良く釣れます。オスバスを釣るのは簡単でベッドの卵を狙う小魚っぽくルアーを通すだけで釣れてしまう場合があります。


場所(ポイント)

スポーニング(産卵)エリアには特定の条件があります。シャローならどこでも良いという訳ではなく、一般的には、超クリアウォーターや、浅場がない断崖絶壁に囲まれた湖等の条件を除けば、水深1~1.5mであることが圧倒的に多く、底質は、硬い底が多く、特に良いのは、粗い砂や小石、岩などが混じり合っているような底質になります。

これは、産卵後のスポーニング(産卵)ベットを守るために好条件となるためです。メスの産卵後、オスのバスは、外的から卵や稚魚を守ります。産卵時のバスは、オスががメスより先にスポーニング(産卵)エリアに入り、ボトムのゴミや泥を尾ビレで払いのけて直径1mほどのスポーニングベッドを作ります。その後、メスがきて産卵します。

産卵を終えたメスは、その場所を去り、オスがスポーニングベッドに残って卵を守ります。この時オスは、卵を狙って侵入してくる外敵を追い出したり、ゴミや泥が卵にかぶらないようにヒレや口を使って掃除したりしながら、卵がかえるまでの約1週間~10日、まったくエサを取らずに過ごします。

このようなバスの習性から考えると、泥底のような場所に産卵しないのは必然です。バスの卵は泥をかぶると数日で死んでしまうため、卵が埋まりにくい条件と考えると、砂浜のようなフカフカの砂底も適していません。波に洗われて底が安定しないような所は、卵が流失する危険になります。常に波が当たっているような場所も、スポーニング(産卵)エリアには適しません。よほどの地形変化等が無い場合は、大体毎年同じ様な場所でスポーニング(産卵)が行われます。

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【ルアー】

スポーニングベット近くを通す事ができる、シンキングミノー、クランクベイト、ワーム等、スポーニングベッド(ネスト)を通せるルアーが有効となります。

※スポーニングベットを狙う釣り方は、産卵後のバスを守るオスバスを釣ることになるため、基本的にはおすすめできません。


アフタースポーニング(postspawn)

アフターのバスは体力を使いきってしまい、回復のためにしばらく活性が低くなるため、ライトリグ等でスローに釣る展開が多くなります。梅雨頃になると疲れが取れた魚が、体力回復のため、荒食いしはじめます。その後、夏パターンに移行します。


場所(ポイント)

体力回復後は、プリスポーン時に回遊していたシャローが有望ポイントになります。アフタースポーンのバスは、回復してない個体と回復傾向の個体に分かれます。回復してない個体は、比較的流れの緩やかなところでベイトを捕食します。捕食もまだ活発ではなく、ルアーもショートバイトが多くなります。一方、回復傾向の個体は、対理良くもあるため、流れの早い場所でも捕食します。回復傾向の個体は、この時期からバックウォーター等にさしはじめます。


【ルアー】

スポーニング(産卵)直後は、スローな展開であるためワーム等がおすすめです。その後、高活性になった場合は、あらゆるルアーを追い始めるため、トップウォーター、ミノー、クランクベイトスピナーベイト等の巻物系ルアーが有効です。


【偏光サングラス】は必須アイテム

スポーニングの時期はバスが浅場に移動してきます。バスの姿を確認することができれば釣果を容易に伸ばす事が可能です。ギラついた水面を裸眼で見るとバスをなかなか発見することができません。【偏光サングラス】を使う事で、バスが居る場所を的確に把握することが可能です。

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【温度(水温)】を把握し釣果を伸ばす

偏光サングラスを使い、目視でバスを確認するとともに、温度計を使いフィールドの水温を把握することが重要です。時期と水温のデータを測定することで、現在バスがどのような状態にあるかを予測することができるため、効率良く釣果を伸ばすことが可能です。

スポーニングの時期以外でも、水温の把握は重要で、夏であれば、他のポイントに比べ水温が低い場所、冬であれば、他のポイントに比べ水温が高い場所等を探すことができれば、比較的簡単にバスを釣ることができます。温度計をこまめに使用することで釣果に差を付けることが可能になります。

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【スモールマウスバスが釣れる場所】


メジャーフィールド

全国屈指のメジャーフィールドのポイント(場所)をご紹介させて頂きます。

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五三川
大江川
旧吉野川
檜原湖
野尻湖


まとめ

スポーニングはバスにとって最大のイベントです。スポーニングを理解してい釣ることで、釣果を効率的にあげることが可能になります。



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